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日本の春の文化「お花見」について知ろう

こんにちは!

4月ということでお花見について調べてみました。

お花見は、平安時代に貴族たちが行っていた慣習が起源とされています。

当時、桜の花は「山桜」と呼ばれ、山中で遊び、宴を開く風習がありました。その後、平安時代末期には、都でもお花見が行われるようになったそうです。

江戸時代には、江戸幕府が公式にお花見を行うようになり、多くの人々が参加するイベントとなりました。さらに、明治時代には、一般庶民もお花見を楽しむようになり、今日に至るまで続いている日本の春の風物詩となっています。

始まりについては諸説あるようですが、春の訪れを感じ、桜の美しさを楽しむという、日本人の美意識と自然との調和を大切にする完成から生まれた文化なのは間違いがないと思います。

日本から桜の苗木が贈られたことがきっかけで、海外にも美しい桜が見られる国が増えました。

アメリカ合衆国では、ワシントンD.C.にあるポトマック公園に日本から贈られた桜の木が植えられ、毎年春には桜祭りが行われています。

また、オーストラリアのメルボルンにも、日本から贈られた桜の木があり、春には日本のお花見にちなんだイベントが開催されています。

日本と深い関係のあるアジア圏でも、お花見が行われています。中国の桜の名所としては、南京の中山公園や上海の梅花派公園が有名です。また、韓国でも、ソウルの京畿道楊州市にある楊州城跡公園には、日本から贈られた桜の木があり、春には桜祭りが開催されます。

海外でも、桜の美しさや春の訪れを感じる行事が行われており、日本のお花見文化が世界に広まっています。

お花見にはお弁当が定番ですが、お弁当に入っている具材には意味があるという説があります。例えば、煮物は薄味で甘く煮てあるのは、春を迎えると身体が塩分を求めなくなるため、塩分控えめの煮物が合うとされています。

桜の花びらを使った料理や飲み物も、各地で多数販売されています。桜餅や桜茶など昔から親しまれているものから、桜ソーダ、桜スイーツなど、現代的なアレンジがされた食べ物や飲み物も楽しむことができます。

桜の花びらは美しいだけでなく、健康にも良い効果があることが知られています。アントシアニンという成分が含まれていて、血液中のコレステロールを下げたり、疲労回復に効果があるとされています。

桜の名所として有名な場所としては、東京の上野公園、大阪の大阪城公園、広島の舟入山公園、岡山の後楽園などがあります。また、桜の開花情報は、各地の気象台が発表しています。開花が始まる前に、どの地域でいつ頃開花が予想されるか調べておくと、お花見の計画が立てやすくなります。

お花見は、自然と一体になって季節を感じることができる素晴らしいイベントです。おいしい飲み物や食べ物を楽しみながらお花見を楽しみましょう。